天気と共に動く、家族LINEのこと
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ(珈琲と手しごとの店)
【11/19(火)今朝の珈琲】
おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は散歩中に吐く息が白かったのですが、これは今年初めてのことかもしれません。
帰宅後、馬達加斯加(マダガスカル)産の豆を使って淹れた珈琲で温まりました。
沁みる〜。
「沁」という漢字は、「水のように心にしみ込む」という、なんというか、あまりひねりのない安直なつくりだなと感じます(失礼)。
ただ、半ばこじつけっぽく深読みして考えてみると、この「沁」という漢字には、相手の心に言葉を届けるための極意が隠されているような気がしなくもありません。
心に「沁みる」言葉というのは、ハンマーでガツンと殴るような強さやプレス機で圧力をかけるような重さを伴って届けるものではなくて、むしろ水のように澄んだ柔らかさを伴ったものなのかな・・・と。
「柔よく剛を制す」という諺や、北風と太陽の寓話にも近いものがあるかもしれません。
ただ、これまでに先生とか目上の方からいただいた心に沁みるアドバイスを思い返してみると、いずれもぬるま湯のような切れ味のない言葉ではなく、朝イチの井戸水のようにピシャッと引き締まる厳しさを伴っていたなと感じたりもします。
(・・・って上手いこと言おうとしたんですが、朝イチの井戸水って冷たいんですかね?)
冷え込む朝にそんなことを思う、ぬるま湯ポカポカの喫茶ふでまめです。