ふでまめ日誌

物を大切に使い続けるための選択肢を、たくさん持ちたい

喫茶ふでまめ

【12/14(土)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、哀提伯(エチオピア)産の豆を使って珈琲を淹れました。

明日もお昼12時より、お茶目に古風に営業いたします。
「バチバチ火鉢の甘味祭」と称して、身体を芯から温めてくれる甘味をご提供する予定です。
お近くにお越しの際は、ぜひ火鉢に当たるような気持ちでお気軽に遊びにいらしてください。

先日、家の近所にある黒染め屋さんで、ズボンの黒染めをしてもらいました。
馬場染工業さん(@kurozomeya_banba )という、明治3年創業のお店です。

該当のズボンは前職の社長からいただいたもので、もともと黒だったのですが、気に入って履きまくった結果、売れ残りの茄子みたいな色になってしまっていました。
色落ちし始めた最初の頃は「良い感じに育ってきた(ウンウン)」と思っていたものの、さすがに一線を越えてきたように思い、馬場さんに染めていただくことにしたのです。

預けてから3週間ほどして返ってきたズボンは、新品同様に生まれ変わっていました。
「生まれ直して」と言った方が近いかもしれません。
文字通り、服の寿命が伸びた気がします。

今回は黒から黒への染め直しでしたが、今度は白から黒への染め替えもお願いしたいなと思いました。
漂白しても取れない汚れがついたときなど、とくに効果抜群だと思います。

これまで私は「変色したらお蔵入りする」もしくは「致命的に破れるまでは、変色しても着続ける」という選択肢しか持っていなかったのですが、「黒染めする」という選択肢が増えて非常に嬉しいです。
そして黒染め以外にも、自分が気づいていないだけで、物を大切に使い続けるための方法がたくさんあるのだろうなとも感じます。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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