アイデアを生む3要素「しばり」「きばり」「すべり」

【12/18(水)今朝の珈琲】
おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、古倫比亜(コロンビア)産の豆を使って珈琲を淹れました。
今週末からは富突をやりたいし、年始には福袋も作りたいです。
なんだか、やってみたいことが毎週のように出てきます。
情報過多になっている点は今後改善したいのですが、まぁ「店がアクティブである」という点は、それなりにいいことだと思います。
ただ、店を始める以前の私は、トライしてみたいことがポンポン出てくるタイプではなかったような気がします。
ではなぜ今このようにカオスな思いつきが大量に出てくるのかというと、おそらく以下の3要素が影響しているのではと思いました。
その3つとは、「しばり」「きばり」「すべり」です。
1つ目の「しばり(縛り)」とは、「一定の枠組みの中でイメージを膨らませる」という制限のことです。
「なんでもいいから文章を書いてください」と言われるよりも、「昨日の遠足の思い出について800字で作文を書いてください」と言われた方がとっかかりやすい・・・みたいな現象でしょうか。
当店の場合、「江戸時代にまつわる何かしら」という枠組みの中で色々と企画を考えています。
江戸時代の文学作品だったり生活様式だったり出来事だったりと、着想の元ネタがある程度限定されているため、アイデアが浮かびやすくなっているのだと思います。
2つ目の「きばり(気張り)」とは、「自分がやらなきゃ誰がやる」的な思い込みのことです。
女将と私の2名で営業しているため、自分たちでアレコレ考えてみないことには、基本的には変化が起こりません。
現時点ではとくに守るべきもの(伝統だったりブランド力だったり、明確な強みだったり)がないので、アクションを起こすのは大切だと思っています。
逆にいうと、自分たちで好き勝手に考えたものをすぐに反映できるからモチベーションを保てる、というのもありそうです。
3つ目の「すべり(滑り)」とは、「スベることを恐れない」という心づもりのことです。
受け入れてもらえるかどうかはわからないけれど、まぁとりあえず面白そうやしやってみるか!的な。
これは、趣味の延長線上でやっている店だからこそできることなのかもしれません。
滑り経験を積み重ねることで、より華麗に滑れるようになれば良いなと思っています(結局滑るのかよ)
色々とわかったようなことを書きましたが、お客さまやリバーサイドカフェをはじめとして、周囲の方々に恵まれているからこそ元気に営業できていることは言うまでもありません。