文章のネタを見つけるための切り口

【12/21(土)今朝の珈琲】
おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、鳥獣戯画ブレンドを淹れました。
たまに、お客さまから「毎朝、投稿の内容を考えるのって大変じゃないですか?」といったご質問をいただくことがあります。
最初はけっこう大変だったのですが、だんだん大変ではなくなってきました。
たぶん慣れてしまったのだと思います。
ただ、「慣れた」ということは、そもそも書く内容が思い浮かび続けたということなので、「どうやって投稿のネタを見つけているのか」という点を考えてみると面白いかな?という気がしました。
もしかしたら、どなたかの参考になるかもしれません(ならないだろ)。
結論としては、「まとまった文章を書けるかどうかはさておき、直近の出来事をもとにとりあえずテーマを決めてしまう」というのが要因なのだと思います。
昨日であれば、「スーパーで鏡餅が売られていた」というのを朝の投稿のテーマにしました。
プラスチックの鏡餅から考える、文化継承のための切り口(2024年12月20日)
特に何も書けなさそうな出来事なのですが、思いついたからには仕方ありませんので、「スーパーの鏡餅について書こう」と決めてしまいます。
テーマを決めたら、そこに何かしら自分なりの考えをくっつけられないかを検討してみます。
切り口としては、「何かしらツッコミどころはなかったか?」「自分の過去の経験と結びつけられる要素がなかったか?」「自分の興味のある分野と結びつけられる要素はないか?」みたいなことを考えます。
すると、「プラスチックの鏡餅から小さい餅が出てくるのって、なんかおもろいな」とか「そういえば鏡餅って自分で作ったことないな」とか「江戸時代の人も鏡餅をお供えしてたんかな」みたいなことが頭に浮かんできました。
それらを材料にして、何かしら自分なりの考えめいたものを作れないかな?と考えてみます。
まるで、複数の珈琲豆を材料に、自分なりのブレンドコーヒーを作るようなものですねぇ(座布団1枚!)。
最初から考えが定まっているわけではないので、ある意味捏造に近いかもしれないです(座布団没収)。
そんなわけで、仕事のメールやノウハウ系の情報発信のように、伝えたい内容から逆算して執筆する必要のある文章には不向きな技法なのですが、雑談的な文章を書く際には、けっこう有効かもしれません。
まぁ、雑談的な文章を書く機会がどれほどあるのかは、わかりません。