ふでまめ日誌

届いた荷物は忘れても、贈り物が届いたという事実は忘れない

喫茶ふでまめ

【1/16(木)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、伯剌西爾(ブラジル)産の豆を使って珈琲を淹れました。

高校生のとき、『ギターマガジン』という音楽雑誌を定期購読していました。
定期購読すると、毎月、自宅に新刊のギターマガジンが届きます。

雑誌の内容自体はもちろん嬉しいのですが、それと同じかそれ以上に、「毎月自分宛に大型の郵便物が届く」というのが非常に嬉しかった記憶があります。

大学生になって独り暮らしを始めると、たまに実家から小包みが届きました。
何が入っていたのかは覚えていないのですが(覚えてないんかい)、ちょっとした手紙とともに荷物が届くのが嬉しかったです。

このように「物が届く」という出来事には、「届いた物」の価値だけでなく、「誰かが自分のために贈ってくれたという事実」もセットになっているんだなと思います。

めちゃくちゃ大袈裟に言うと、少なくとも私は、自分宛に荷物が届いたとき、自分という存在を祝福されているような気持ちになります。
調子に乗ってさらに大袈裟に言うと、自分宛に届く贈り物は、明日を生きる希望になっちゃったりする可能性もなくはなかったりするような気がしたりもします。

今、ちょこちょこと当店のオンラインストアを改装しているのですが、ただ単に「オンラインで物を販売する」というだけでなく、受け取った方に「贈り物が届いたな〜」と感じていただけるような工夫をしたいと、あらためて思いました。

オンラインストアは、2月中の改装完了を目指しています。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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