ふでまめ日誌

なぜ「建国記念の日」には「の」が入るのか

喫茶ふでまめ

【2/11(火・祝)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、古倫比亜(コロンビア)産の豆を使って珈琲を淹れました。

今日は祝日、建国記念の日です。

私はこれまで「建国記念日」と思っていたのですが、正確には「建国記念の日」なんですね。
今朝、カレンダーを見ていて初めて気づきました。

どうして「の」が挟まっているんでしょうか。

理由を調べてみて納得しました。
日本には、「この日に建国した!」と断言できる材料がないんですね。

たしかに日本って、旧植民地から独立したわけでもないし、国同士の合併によって成立したわけでもありません。

便宜上、神武天皇が初代天皇に即位したとされている日を今の暦に当てはめて、祝日としているとのこと。

つまり今日2月11日は、「日本が建国された日」を祝うものではなく、「日本が建国されたこと自体を祝う日」という位置付けなのだそうです。
「誕生日おめでとう」ではなく、「生まれてきてくれてありがとう」的な感じでしょうか。

普段生活していて「日本が建国されてよかった〜」と思うことってほぼないのですが、あらためて考えてみると、偶然にも現代の日本に生まれて、こうしていろんな方々との出会いに恵まれていることは、誠にありがたいことだなと感じます。

そして、世界陸上のときに「地球に生まれてよかったー!」と叫んだ織田裕二は、あらためて唯一無二だなと思いました。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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