ふでまめ日誌

冬場に珈琲の焙煎がうまくいきづらい原因

喫茶ふでまめ

【2/22(金)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、先日焙煎した哀提伯(エチオピア)産の豆を使って珈琲を淹れました。

ちょっとマニアックな話なのですが・・・
冬場は、浅煎りの珈琲を焙煎する難易度がちょっと上がる気がしています。

カセットコンロの火力が弱まり、意図せず「弱火でじっくり」的な焙煎になってしまいやすいからです。
すると、浅煎り特有の香りや酸味が表現できなくなります。
今回の豆はまさにそんな感じになってしまったので、自宅用として美味しく飲みたいと思います。

ではなぜ冬場はカセットコンロの火力が弱まりやすいのかというと、「気温が低いとガスが気化しにくくなるから」だそうです。

「ガス」と聞くと気体をイメージしますが、実は、強い圧力をかけると液体になります(へぇ〜)。
カセットボンベの中には、この液体のガスが詰まっているらしいです。
たしかにボンベを振ると「しゃかしゃか」みたいな、何かしら液体チックなモノが入ってそうな音がしますよね。

そして、コンロにセットして栓を開けると、ガスにかかっていた圧力が下がり、液体のガスが気化して燃焼する・・・という仕組みなんだそうです。

で、気温が低いと、この気化がスムーズに進まなくなるんだとか。

どのくらい寒いとダメなのかというと、
10℃以下 → 火力が弱まり始める
5℃以下 → ほぼ気化せず、使えなくなる
という感じらしいです。
(参考:岩谷産業のWebサイト

対策としては・・・そもそも部屋自体を温めたり、あとはカセットボンベをさすって温めてあげるとかでしょうか。
ボンベにも、人肌のぬくもりが必要なのかもしれないですね。

寒い日が続きますが、どうぞ温かくしてお過ごしください。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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