ふでまめ日誌

2月が他の月より短い理由は、古代ローマのゲン担ぎ

喫茶ふでまめ

【2/28(金)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、哀提伯(エチオピア)産の豆を使って珈琲を淹れました。

今日で2月も終わり。
まぁ時の流れが早いのは良いとして、なんで2月って他の月より短いんでしょうか。

どうやら、「古代ローマ人のゲン担ぎ」が関係しているみたいです。

昔のローマでは、現在の3月にあたる月が1年のスタートで、2月が最後の月でした。
農作業との兼ね合いじゃないかと言われています。

そして、「偶数より奇数の方が縁起がいいよね」という考えのもと、3月から順に、ほとんどの月を29日か31日にしたそうです。
で、気前よくポンポンと日数を割り振っていたら、最後の2月だけ28日になってしまいました。

「・・・まぁ1年の最後だし、なんやかんやで清められるからOKってことで」と、2月だけはなぜか28日でいくことになったそうです。

「どうする?また3月の日数を決めるとこからやり直す?」
「いや、さすがにめんどくさすぎるかな・・・」
「たしかに・・・」
みたいなやり取りがあったんでしょうか。
想像すると楽しいです。

その後、暦が改良されて30日と31日の月が交互になりましたが、この帳尻合わせは踏襲されることになったそうです。

古代ローマ人のゲン担ぎ(および帳尻合わせ)に、今なお世界中が従っているのだと思うと、ちょっと面白いですよね。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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