ふでまめ日誌

可愛いりんごを見ていたら、リンゴの唄を思い出した

喫茶ふでまめ

【3/11(火)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、跨的馬拉(グアテマラ)産の豆を使って珈琲を淹れました。

先日買ったりんごが可愛いです。
底の部分が斜めにクシャッと凹んでいて、まっすぐに置いてもうつむき加減になってしまいます。

可愛いりんごと言えば、1945年リリースの「リンゴの唄」。
戦後第一号のヒット曲として知られる名曲です。
歌詞の中に出てくる「言葉は出さずに 小くびを曲げて」というフレーズは、まさにこのりんごにぴったり。

曲調でいうと、メジャー調の明るいイントロから一転、歌が始まるとマイナー調で暗くなります。
間奏でどことなく牧歌的な雰囲気の曲調になるのも楽しい。

歌詞に目を転じると、おおむね7音・5音の七五調になっているんですね。
英語の歌が韻を踏んでリズムを生むのと同じように、日本語には音数を揃えてリズムを生む文化があります。

韻を踏むのも音数を揃えるのも、どちらも創作に一定の縛りを与えるものです。
しかし、その制約があるからこそ、かえってストーリーが広がりやすくなったり、リズミカルになったりといった効果があります。
作用反作用の法則みたいな感じで、面白いですね(何にゅーとんねん)。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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