ふでまめ日誌

雨が降ると、屋根のありがたみを感じる

喫茶ふでまめ

【3/28(金)今朝の珈琲】

おはようございます。喫茶ふでまめです。
今朝は、巴布亜新几内亜(パプアニューギニア)産の豆を使って珈琲を淹れました。

京都では昨日から今朝にかけて、久々に雨が降りました。
しかも、割としっかり。
雨音を聞きながら布団に入っていると、「屋根のあるところに住めててラッキーやな〜」と思います。

なんか、体調を崩したときに健康のありがたみを知る、みたいな感じに近いかもしれません。

台湾出身の芸術家に謝徳慶(シェ・ダーチン)という人がいて、極端な制限の加わった生活を「作品」として発表してきたという話を聞いたことがあります。

たとえば
・1年間、檻の中から一歩も出ずに過ごす
・1年間、毎日1時間おきにタイムカードを押し続ける
みたいな感じで。

作品の意図とは少し違うかもしれませんが、何かしらの不自由を味わうからこそ、普段当たり前に享受している自由のありがたみに気づく、というのはあるよなぁと思います。

今週末はまた気温が下がるみたいです。
ようやく訪れかけた春のありがたみを、あらためて強く意識させられそうだなと思いながら震えています。

当店について
喫茶ふでまめ
喫茶ふでまめ
珈琲と手しごとの店
京都市左京区・出町柳駅付近にある「リバーサイドカフェ」内にて日曜の昼だけ営業する、江戸っぽくてお茶目な自家焙煎珈琲の喫茶店です。

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