気配り上手になるために必要な「調整」と「切り替え」
今朝、散歩をしていたら、1羽のカラスが私の真横をものすごいスピードで飛び去っていきました。
背後からの刺客だったのでめちゃくちゃビックリし、「もうちょい周囲に気配りして飛んでくれよ」と感じました。
と同時に、私も周囲への気配りが苦手で悩むことがあり、なんとなくカラスに親近感を覚えました。
その後歩きながら、カラスへのクレームと自省を兼ねて「気配り」についてふわっと考えたので、とりあえずご共有させてください。
気配りとは、そのまんまですが「気を配る」ということです。
「気」にはいくつか意味がありますが、ここでは「意識」ととらえたいと思います。
そして「配る」という言葉の意味を考慮すると、気配りとは「自分の意識を複数の対象に向けて分け与える」ということだと考えられます。
ただ、この「配る」というのがけっこう複雑で、均等に配布することもできれば、対象によって割合を変えることも可能です。
そして、当然ながら「意識」の総量は人(もしくは鳥)によって異なります。
そう考えると、気配りの得意な人(もしくは鳥)には、以下2つの要素があると言えそうです。
1.意識を配る割合を、うまく調整できる
2.目の前のことに集中し、気持ちをうまく切り替えられる
「1」については、ある意味での要領の良さと言えるかもしれません。
その場その場でとくに配慮が必要な人(もしくは・・・以下略)に向けて、より多くの意識を向けられるということです。
逆に、あらゆるものに均等に意識を向けようとすると、「気を遣っているのに、なぜか気配りがヘタな人」になってしまうような気がします。
私は、このタイプです。
「2」については、意識の総量をフル充電するタイミングを、1日の中で複数もてるということです。
仮に午前中に99%の意識を配り切ってしまったとしたら、残り1%の意識で午後をやりくりしなければなりません。
よくマインドフルネス的な文脈で言われる「今ここに集中する」ということができれば、意識のフル充電が可能になりそうです。
これができないと、「気配りできる人だけど、なんかムラがある人」になってしまうような気がします。
私は、このタイプでもあります。
めっちゃ抽象的なのですが、なんとなく今後の参考にしたいと思いました。
カラスに感謝。喫茶ふでまめです。