お商売は生き物、常に動きがある
だいぶ涼しくなってきて、タオルが近くにない状態でお風呂から上がると絶望を感じるようになってきました。
10月に入り、例月よりも多くのお客さまとお会いすることができ、大変嬉しく思っています。
時間帯やご注文の状況によってはお時間をいただくこともあり、快くお待ちくださるお客さまには、申し訳なくも感謝の思いでいっぱいです。
いつも誠にありがとうございます。
ここ数週間で肌身をもって感じるのは、「ご来店くださるお客さまの人数には、外部要因も非常に大きく影響するのだな」ということです。
当たり前のことなのですが、これまでなかなか実感する機会がありませんでした。
たとえば、よく言われる「ニッパチ(2月・8月に売上が低迷する傾向がある)」のように、季節による波動があります。
また、昨日であれば下鴨神社で手づくり市があったように、店舗近隣のイベントの有無も、ご来店人数に大きく影響します。
このうち、季節による繁閑を平準化するための工夫としては、「季節に応じた特別メニューを出す」などがあるようです。
たしかに、夏季限定メニュー・冬季限定メニューなど、よく目にする気がします。
加えて、この半年間実際に店の運営をやってみて、朧げながら「お商売って生き物だなぁ」と感じます。
営業自体は週一回だけですが、頭の片隅には常に、より良い店づくりに関する試行錯誤があります。
「あのお客さまへのお声がけは、もっと違う言葉を選んだ方がよかったかも」とか「次はこんな意味不明なアイデアを試してみたいかも」といったように。
とくに接客に関しては、日々大量の気づきがストックされていっています(消化しきれてはいません)。
すべてが合理的に進むわけではないのですが、少なくとも「立ち止まらずにちょこちょこ動いているなぁ~」という実感はあり、なんだか生きている心地がします。
今後も、当店の意味不明なアイデアにお付き合いいただけますと幸いです(そこかよ)。
日々是勉強、喫茶ふでまめです。